統合版マインクラフトサーバーにおける、マイクラサーバーのアップデート方法を解説。
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統合版サーバーは定期的なアップデートが必要
統合版マインクラフトは新しいバージョンがリリースされると、自動で強制的にゲームのアップデートが行われます。
しかしマイクラサーバーはバージョンが同じでないとアクセス出来ないため、統合版のサーバー管理者はゲームがアップデートされる度に、マイクラサーバーのアップデートが必須です。
今回はそのためのアップデート方法を「自宅PCのマイクラサーバー」を例にとって解説していきます。(VPSおよびLinux系OSでもやることは同じです)
最新のサーバープログラムを準備
リンク Bedrock サーバー ダウンロード | Minecraft【➚】
上記ページにアクセスし、最新版のサーバープログラムをダウンロードしましょう。ダウンロードしたファイルはzip圧縮されておりますのでファイル展開しておきます。
新しいサーバーフォルダにデータを移植
基本的には新しいサーバーフォルダに、旧サーバーから必要なデータをコピーして上書きするだけです。
マイクラサーバーの停止
サーバー稼働中にコピーを行うと実行中の中途半端なデータとなってしまいます。そのためまずはサーバープログラムに「stop」コマンドを入力して安全に終了させてください。
データの移植
現在のサーバーを終了させたら、旧サーバーから必要なデータ/フォルダを上書きコピーしましょう。
最低限移植しないといけないのは「world」フォルダですが、必要に応じてほかのファイルも移植してください。
データ | 重要度 | 説明 |
---|---|---|
worldフォルダ | 必須 | ワールドデータが保存されているフォルダ。 |
server.properties | 任意 | 各種サーバー設定。デフォルトのままなら移植不要。 |
permissions.json | 任意 | OP権限を付与するプレイヤーのリスト。誰にもOP付けてない場合は不要。 |
allowlist.json | 任意 | ホワイトリストに登録されたプレイヤーのリスト。ホワイトリストを使ってない場合は不要。 |
例えばサーバーへは登録されたプレイヤーしか入れないように「ホワイトリスト制」にしている場合は、allowlist.jsonとserver.propertiesを移植しておかないと無効になってしまいます。
server.propertiesはアップデートにより、項目が増減したり設定値の意味が変わったりする場合があります。そのためできれば上書きコピーではなく、新しく設定しなおすのがベターではあります。
とはいえアップデート回数はかなり多いので都度設定し直すのは手間なのと、server.propertiesはほとんど変わりませんので実運用上は上書きコピーでOKです。
(大型アップデートなどどこかのタイミングで、server.propertiesの設定が増減していないかをチェックするようにすれば良し)
サーバーの起動
データ移植後は新サーバーのプログラム(bedrock_server.exe)を起動すれば、新しいバージョンで動くようになります。お疲れ様でした。
なお『Xserver VPS for Game』など、レンタルサーバーの中には管理ツールで簡単にアップデートが可能なサーバーもあります。
統合版のマイクラサーバーはアップデート回数が非常に多くなるため、面倒だと思ったら一度検討してみるのも良いでしょう。