「アーマード・コア」シリーズって何?魅力や特徴をファンが解説!

「アーマード・コア」というタイトルは聞いたことがあるけどどんなゲームかわからない…。

そういった方でも、作品の持つ魅力や特徴が伝わるようにまとめてみました。

作品概要

AC1 タイトル

初代 「ARMORED CORE」(AC)は1997年にプレイステーションで発売されたロボットアクションゲームで開発はソウルシリーズで有名なフロム・ソフトウェア(通称フロム)。

プレイヤーはパイロットとなり最強の人型兵器ACに乗り込んで戦い、課せられたミッションをこなしステージクリアするといった流れで進みます。

当時では珍しい本格的な3Dロボットアクションの本作は、ささやかなヒットを飛ばし次々と新作が開発されていきました。

ACfa WG

その後ACシリーズは舞台をPS1からPS2へ、さらにPS3・XBOX360へと長年に渡って展開されるぐらいに成長し続けます。

コトブキヤによるプラモデルや外伝小説などゲーム以外にも展開を広げ、20年を超える大シリーズとなったものの、ここ最近(2018年現在)ではあまり動きはありません。

年表
年表 タイトル 対応機種
1997 無印 PS
1997 PROJECT PHANTASMA PS
1999 MASTER OF ARENA PS
2000 2 PS2
2001 2 ANOTHER AGE PS2
2002 3 PS2
2003 3 SILENT LINE PS2
2004 NEXUS PS2
2004 NINE BREAKER PS2
2004 FORMULA FRONT PSP/PS2
2005 LAST RAVEN PS2
2005 FORMULA FRONT International PSP
2006 4 PS3/Xbox360
2008 for Answer PS3/Xbox360
2009 3 Portable PSP
2009 SILENT LINE Portable PSP
2010 LAST RAVEN Portable PSP
2012 V PS3/Xbox360
2013 VERDICT DAY PS3/Xbox360

アーマード・コアの特徴

シリーズを通して共通する特徴をいくつか紹介します。

自分の機体を自由にカスタマイズ

AC2 アセンブル

なんといっても自由に自分の好きな機体を組み上げることができる、これこそ最大の特徴でしょう。

頭や胴体、手足に武装とそれぞれ分かれたパーツを組み合わせて自分の機体を組み上げます。

それに加え内部装置であるジェネレーターや冷却装置にブースターなども選ぶことができ、それぞれに多くのステータスが設定されています。

さらにカラーリングも自由に設定することができ、自分オリジナルの機体を作り上げる事ができます。

自分オリジナルの機体でなくともガン○ムみたいなどこかで見たことのある機体を組んだりとまさに楽しみ方は自由。

ACMoA 逆関節
武器腕や逆関節脚、4脚など正統派ではない機体も組める。

企業が支配する世界と傭兵の主人公

AC1 恒例

シリーズによってそれぞれストーリーは違いますが共通するところもあります。

基本的にはどのシリーズも国家が衰退した後、代わりに様々な企業が台頭し支配した世界です。

傭兵であるプレイヤーは企業の依頼を受けACに乗り込みミッションをこなしていきます。

力を持つ「企業」と自由な「傭兵」であるプレイヤーとの構図は、初代から最新作まで変わりません。

複雑な操作

AC2 戦闘

このシリーズは操作方法が非常に複雑かつ機体が独特な挙動となっており初心者ではろくに動かすことが出来ない程難しいです。

機体の操作と照準の操作が独立しており、プレイヤーは高速で敵の攻撃を避けながら敵に照準を向けつつ攻撃することを要求されます。

プレイステーションのコントローラーにあるボタンを常にほぼフル活用するので、指と思考が慣れるまでにはすごく時間がかかります。

(左スティックで自分を動かし右スティックで照準を合わせるという、TPSでは当たり前の動作をスティックがない時代だったのでLRボタンフル活用で操作してました。後にスティックを用いた操作に対応します。)

それだけでなく機体の動作も独特で、例えば初心者がビル群の上をジャンプして飛び乗っていくだけという簡単な動作でも苦戦するぐらいには操作が難しいです。

しかしその操作に慣れて自在に動かすときが出来た時、まさに気分はエースパイロットで成長した自分を感じることができます

個人的な評価点

OPムービーが超カッコいい

シリーズの最初の頃はそれなりの出来だったものが、PS2の「AC3」あたりからクオリティが一気に上がりはじめます。

特にACfa以降のOPムービーは巨大兵器というフィクションを扱いながらも実写と呼べる出来で、映像技術が進化した今見ても凄まじい出来です。

秀逸なメカデザイン

ACNX ガレージ

様々なパーツを組み合わせ機体を組みますが、適当に組んでもカッコいい機体が出来上がります。

それもそのはずマクロスシリーズで有名な河森正治さん(関わってないシリーズもありますが)がメインのメカデザインを担当しており、得意の変形要素こそ(ほぼ)ないものの最高にカッコいい仕上がりになってます。

後期の作品にはガレージ機能が実装され、自分の機体を360度あらゆる視点からなめ回すように見ることができるので、ガレージに引きこもることが珍しくなかったほどです。

高い没入感

ACシリーズの魅力的なポイントとして欠かせないのが、自分がゲームの中にある没入感が味わえることでしょう。

主人公はあまり設定を持たず、生い立ちや経歴などのややこしい背景を持っていません。(一部作品を除く)

そしてAC特有の幅広いカスタマイズで、自分が使う機体を作り上げる

肝心の戦闘でもACの起動音から銃の無機質な発射音など地味ながらもこだわりを感じさせる効果音により、雰囲気がスゴイです。

まさに自身がそこにいる臨場感を味わえると思います。

想像力を刺激する世界観やキャラクター

AC1 NB
パイロットの顔が出てくることはない。

このシリーズはプレイヤーの想像に委ねるところが多い作品です。

ストーリーも多くを語らずといった展開で、プレイヤーの持つ想像を膨らませます。

企業から送られてくる依頼のメールを読んでその背景を想像し、登場キャラの数少ないセリフとプロフィールの解説からその裏にあるモノを読み解く。

与えられた少ない情報から様々なことを想像できる作品の作りになっており、一部の行き過ぎた妄想癖を持つユーザーは「フロム脳」などと呼ばれる事もあります。

また登場キャラクターの口数こそは少ないものの、印象的なセリフはコピペとして語り継がれることすらあります。

コピペ例

騙して悪いが仕事なんでな 死んでもらおう
AC(むしろフロム作品全般)の世界では裏切りは日常茶飯事。そんな世界観をよく表し、短くまとめた汎用性の高いコピペ。
身体は闘争を求める→アーマード・コアの新作が出る
ツイッターなどでよく見かけるヤツ。本編の内容に一切触れないせいか、ファン以外の方でも使っているのを見ることがあります。

興味はあるけどもどれをやればいいかわからない方へ

まず注意したいところが長年に渡るシリーズだけあって、作品によって操作方法が大きく変わります。

操作の方向性として大きく変わるのは「アーマード・コア ネクサス」から(PS2のシリーズまでは旧式の操作方法でも可)で、アナログスティックに対応した事により直感的な操作が可能になります。

そこでスティックを使用しないシリーズと、スティックを使用するシリーズを1つずつ紹介します。

アーマード・コア3

スティックを使わない操作方法ではPS2の「アーマード・コア3」がおすすめです。(PSPにも移植されていますが操作方法が違ってます。)

新シリーズの始めの作品なのでストーリーがシンプルであり、ACシリーズの中では頭に入ってきやすいと思います。

しかしその反面、使用できるパーツ数は少なく機体のカスタマイズの幅は狭いです。

旧作だとグラフィックがそれなりでありながら難易度が比較的低いので入門にはピッタリです。

親切な虫親切な虫

カスタマイズの幅は狭いものの、難易度が低いので初心者にオススメ!

アーマード・コア フォーアンサー

ACfa タイトル

スティックを使う操作方法ではPS3・XBOX360で発売中、シングルプレイはACの完成形と言ってもいい「アーマード・コア フォーアンサー」がおすすめです。

ハードが新世代機に移行しグラフィックが大きく向上しました。

またこれまでのACとは違い「クイックブースト」の実装によって、ハイスピードで能動的な回避が可能となり厨ニ心がくすぐられます。

登場パーツ数も多くペイントできる箇所も細かくなっており、カスタマイズの幅が大きく広がっているのも良いです。

しかし全体的な難易度は高めとなっており、さらに一部のミッションはかなり難しいので初心者では攻略に苦労することでしょう。

ストーリーも一応「AC4」の続きではありますが、前作をプレイしなくてもストーリーの理解には問題ないと思います。

親切な虫親切な虫

難易度はちょっと高いけど、カスタマイズの幅が広くていろんな機体を作れる!
新規ユーザーを多く取り込んだACシリーズの人気作!

おわりに

AC1 タイトル

自由に機体をカスタマイズできるロボットアクションゲーム「アーマード・コア」。

操作のしにくさや高い難易度、それに加えわかりにくいパラメーターなど決して万人受けする作品ではありません

しかしながらロボットの高いカスタマイズ性や、様々な想像の余地があって没入感あふれる本シリーズは、まさに自分がそこにいる臨場感が存在し他の作品にはない魅力があります。

その独特な作風で今なおコアなファンが存在し、新作の発表を待たれ続けてます。

新作こそ出ないものの「デモンエクスマキナ」のようにACの精神を継いだ作品が、今後出てくるのかもしれません。

詳細なレビューしてます:【初代アーマードコア】レビュー|自由なカスタマイズ!メカ好き垂涎の一作

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