シャニマスのプロデュースモード「GRAD編」において、実際に強いフェスアイドルを育成するときのポイントを載せた記事です。
編成の仕方やスケジュールの組み方といった基本的な立ち回りから、アビリティの取り方のコツなどを解説しています。
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GRAD育成の基本を知りたいときは前回の記事を見てください。
また、この記事は前回の内容と一部重複します。
GRAD編の育成方針について
GRAD編で強いフェスアイドルのを作るときの育成方針は、有用なアビリティを取りつつ、Vo,Da,Viのいずれか1つを伸ばしていくこと。
とにかくアビリティがかなり強いので、アビリティを集めつつステータスを伸ばすような立ち回りになります。
また、GRAD編ではシーズン開始前に選択する各ブロックの都合上、平均的にステータスを伸ばすよりもどれか1つに絞ったほうが作りやすいです。
(アビリティがなぜ強いのかは、前回の記事で触れています。)
プロデュース開始前
サポートの編成について
サポートアイドルを編成するときにポイントとなるのがこのあたりです。
- ひらめきは特化ステ2、他1ずつにする
- マスタリーSP系のスキルを積む
- なるべくSSRで特訓回数が多いほうが良い
それぞれについて少し補足しておきます。
まず①の「ひらめきは特化ステ2、他1ずつにする」について。
GRAD編では各種アビリティを集めるためにも全種ひらめきを編成に組み込む必要があります。
とはいえ、必ずしも特化ステ2人を用意する必要はなく、手持ち次第では妥協して特化以外を2人にするのも手です。
ただしポジションボーナスを活用する場合には、できるだけ特化ステ2人を用意しましょう。
(例:VoポジションにVo特化したアイドルを配置する場合には、Voひらめきを2つ用意する。)
次に②の「マスタリーSP系のスキルを積む」について。
GRAD編ではSPを稼ぐ手段に乏しく、ステータス上限を取るためのSPが不足しがちになります。
そのため、サポートアイドルにマスタリーSPを持つアイドルが多く居るとSPの供給が安定します。
この記事を書いている時点では、ユニットマスタリーSPを持つアイドルを複数編成するのが主流です。
(もちろんユニットマスタリーSPを最大限に活かすためにも、プロデュースするアイドルと同じユニットが好ましいです。)
最後に③の「なるべくSSRで特訓回数が多いほうが良い」について。
こちらはひらめきを稼ぎやすくするためです。これを満たせるかどうかで取得できるひらめきの総数に結構な差が出ます。
まずSSRのひらめきを入手するには、SSRのアイドルでなければいけません。
さらに、SSRサポートアイドルの特訓回数が多いほど出やすいのもポイントです。
また、たまにひらめき×2が出るときもありますが、こちらはひらめきの入手時にそのアイドルとの絆値が高いほど出る確率は高くなっています。
一緒にレッスンまたはお仕事することでも絆値は上がりますが、4凸してLv80まで上げたアイドルは絆の初期値が高いので有利です。
EXスキルについて
オススメのEXスキルをプロデュースとサポートに分けて解説します。
プロデュースアイドルには、レアで強力なものを除けばとりあえず「SP初期値+」、他には「メンタル初期値+」などがオススメです。
SPはステータス上限を解放するために大量に必要になりますし、メンタルは稼ぎにくい上にGRAD決勝で多めに必要になります。
サポートアイドルには、特化したいレッスンの滞在率UPがオススメです。
例えばViを特化したいなら、ビジュアルレッスン滞在率UPで埋め尽くして1箇所に寄せましょう。
持ち込みアイテムについて
プロデュース時に持ち込むアイテムは、体力回復系アイテムと絆上昇系アイテムがオススメです。
体力回復系アイテムは、入手が容易かつ、休みが減る分だけ行動回数が増えるのが単純に強いです。
絆上昇系アイテムはサポート編成の部分でも触れましたが、絆値を上げることによってひらめきの取得数に影響します。
また、センターを育成する場合は「親愛のお守り」を使って思い出レベルを最大まで上げたいところ。
ですが、親愛のお守りは非常に貴重なアイテムなので、しっかり試走して自分の育成論を確立した上で使用するようにしましょう。
プロデュース開始後
スケジュールの目安
- シーズン1:Dブロックを選択。特化したいステのレッスンレベルを2にする。SPを意識しつつひらめきを集めてアビリティを取得する。(PR活動は厳禁)
- シーズン2:特化したいステのブロックを選択。SPを意識しつつひらめきを集めてアビリティを取得する。
- シーズン3:ブロックは同上。特化ステータスを上げつつ残りのアビリティを取得する。
- シーズン4:ブロックは同上。仕上げ。足りない部分を補っていく。
補足していくと、シーズン1では特化したいステのレッスンレベルを上げていきます。
ここで注意しておきたいのが、ブロックによって施設レベルがプラスされたものはそのシーズン中にはレベルが上がらないこと。
例えばVo特化のAブロックではボーカルレッスンのレベルは上がりません。そのため、Dブロックを選択してボーカルレッスンのレベルを上げます。
また、ファン満足度が最も高いのがDブロックだと、GRAD予選の流行がランダムになるので、シーズン1のPR活動は厳禁です。
あとはアビリティを取得しつつ、ステータスを伸ばしていきます。
最後にGRAD予選と決勝は必ず勝つようにしましょう。勝つことで得られるメリットは馬鹿にできません。
シーズン1でレッスンレベルを上げておかないとステータスに大きな差が出ます。レッスンレベルが上がらなければやり直すのも手です。
ひらめきの集め方と使い方
GRAD編ではひらめきの集め方が重要です。
ひらめきをストックできるのは8枠しかないので、闇雲にひらめきを集めてもアビリティが取得できない場合も珍しくありません。
ここからはどのようにひらめきやアビリティを集めるのかを解説していきます。
各アビリティの取り方のポイント
取るべきアビリティと取り方のポイントについて。
編成されているサポートアイドルのひらめきは、特化ステ2他1ずつを想定しています。
アビリティ名 | 効果や備考 |
---|---|
各ポジション適正◯、◎ | ひらめきを特化ステ2を用意できていると取りやすいので、後回しにしたりひらめきの調整における取得になりがちです。 もちろん特化ステとポジションが不一致の場合は取る必要がありません。 |
オールラウンダー◯、◎ | SSRひらめきを要求されるがポイント。特に◎ではSSRのひらめきが2個必要なので注意。 SSRひらめきが揃えば優先的に狙いましょう。 またポジション適正と同じように、特化ステとポジションが不一致の場合は取る必要がありません。 |
(各アイドル名)との絆 | 同じアイドルのひらめきが4個必要な上にSSRひらめきで代用不可なので取得難易度が高いです。 ひらめき×2が出たときに優先的に取得したいところ。 また、他に比べるとバフの量が少な目なこともあり、あえて取らないのも手です。 |
アピールUP(思い出高、低) | 取得に必要なひらめきがばらけているのがポイント。 そのため不要なひらめきを処理するときに取得することが多いです。 |
スロースターター スタートダッシュ |
スロースターターとスタートダッシュ、それぞれ違うひらめきが3個ずつ(6個)要求されるので取得の難易度は高いです。 中でも編成されたひらめきの数が少ない方はかなり苦労します。 (例えばVo2人編成ならスタートダッシュはさらに取りにくいです。) ひらめき×2が出たときやSSRひらめきが取れたときに、優先して取得したいアビリティです。 |
ステータス上限+、++ | ステータス上限+を取るにはファン満足度30%以上、++は60%以上必要です。 (注:ファン満足度はVo上限ならAブロック、Da上限ならBブロック、Vi上限ならCブロックのファン満足度を上げる必要があります。) ひらめきに余裕があれば狙いたいアビリティですが、無理して満足度を上げてまで取るほどのものではありません。 |
何度かプレイし続けることで、自分なりのひらめきの集め方が仕上がってくると思います。
余分なひらめきの処理について
ひらめきを集めるとき、むやみに集めていると最大8枠までであることがかなり足を引っ張ります。
中でもスロースターターとスタートダッシュ、アイドルとの絆を取るためにはひらめきをかなり偏らせなければいけません。
そのため、不要なひらめきをアビリティを取得することによって消化することも大事です。
例えばこの画像のようになったときに、スタートダッシュを取ることによってDa2個、Vi3個、SSR1個のひらめきが消費。
すると残りのひらめきがMeが2個になるため、Meの要求が多いかつ取得の難易度が高いアビリティの「スロースターター」や「園田智代子との絆」が狙い目になります。
次に取得するアビリティの消費するひらめきを踏まえた上で、新しいひらめきを集めていくと良いです。
またアビリティを取得する前に、一度どのレッスンに誰が居るのかを確認してから取得しましょう。
PR活動について
強いフェスアイドルを育てるときでは、PR活動を積極的に行うことはしません。
基本的にはアビリティを優先をするため、PR活動に回すためのひらめきは余りにくいからです。
そのためPR活動を行うとすると、このあたりのパターンになります。
- ひらめきの種類を固めて一気にステを稼ぐ
- GRAD決勝が勝てないのでファン満足度を50%または100%以上にする
補足しておくと、うまくひらめきを調整できた場合だとPR活動は大きくステを稼ぐことができます。
ひらめき×2が多く出たときや1色に染めることができたときには、PR活動を積極に狙っていくのも選択肢に入ります。
さらに、満足度を30%以上まで上がればアビリティ「ステータス上限+」を取得できるようになるのもポイントです。
また、GRAD決勝は難易度が高くなっています。苦戦するようならファン満足度を上げてバフをもらって突破する方法もあります。
アビリティを取得してひらめきを偏らせるのも手です。
GRAD予選と決勝について
こちらは前回の記事で詳しく書いているので簡単に解説します。
GRAD予選は基本的にひらすら流行1位狙いでOKです。
ただし、LAを取られたりライバルの思い出アピール次第では負けることもあるので最後まで気を抜かずに。
GRAD決勝では長期戦になるため、メンタルが最低でも350以上、400ほどあれば安定します。
初期スキル「メンタルキュアⅠ」があればわずかながらメンタルを回復することができるので、スキルを上書きせずに残しておきましょう。
また、苦戦するなら「ファン満足度」をバフのかかる50%か、さらに強いバフがかかる100%を目指してPR活動を行うと良いです。
実際にGRAD編で育成するときの例
最後にまとめとして、実際に育成するときの例を紹介します。
Vo特化かつVoポジションに配置することを想定して育成します。
持ち込みは体力回復アイテム2種。アイテムのコストが安いことと、冬優子以外は4凸できているので初期絆値は高めという理由からです。
シーズン1はDブロックを選択して、ひらめきを集めつつボーカルレッスンのレベルを上げることが目標にします。
ここで重視するのは「ボーカルレッスンレベルを上げること」と「ひらめきの数」と「増加SP量」。
ひらめきはとりあえず数を稼ぐものの、取得難易度が高い「各アイドルとの絆」や「スロースターター」「スタートダッシュ」あたりをよく意識して集めます。
(特に編成時のひらめきがVo2個なのでDa3Vi3のスタートダッシュは早めに取ってしまいたい。)
あと個人的には、シーズン1中にレッスンレベルが上がらなければやり直せば良いと考えているので、ひらめきを優先しながら行動することが多いです。
シーズン2以降はAブロックを選択。後半に慌てないためにも、アビリティ取得を優先しながら行動します。
アビリティの取り方やひらめきの集め方は先ほど触れた通りです。VoやSPの稼ぎとひらめきの数を天秤にかけながら行動していきます。
シーズン3ではシーズン2で取り切れなかったアビリティを集めつつ、ボーカルレッスンでステータス上昇を目標に。
前半にアビリティを優先しすぎた場合、特化ステが全然伸びてないこともたまに起こります。
シーズン4は仕上げです。まだ取得できてないアビリティを確認しながらステータスの底上げが目標です。
この時点で取りきれてないアビリティを切り捨てることも視野に入れて行動します。
(中でも取得するのが面倒な各アイドルとの絆あたりは切り捨てることが多いです。)
GRAD決勝ではステがしっかり盛れているとメンタル死以外で負けることはほぼ無いため、わりと雑にプレイしてます。
出来上がったのがこんな感じです。アビリティは一通り取れたものの、ステータスはまだまだ伸びしろがありました。
こうなってしまったのは、中盤あたりでサポートがなかなか固まらず、SPがあまり伸ばせなかったのが原因でした。
ですが、このあたりの運要素は回数をこなしてるうちに良いのが仕上がるかなと思います。
おわりに
GRAD編では強いフェスアイドルを育成することができますが、それでも手持ちの強さ次第な部分は大きいです。
サポートはちゃんとSSRかどうか、しっかり特訓できているか、限定ガチャ産かそうでないかなど。
これらの要素次第で、SP周りやひらめきの数などは露骨に差が出ると思います。
とはいえそれを差し引いても、GRAD産アイドルはアビリティを盛り盛りにするだけでもかなりの火力を出すことが可能です。
WING産やファン感謝祭産のアイドルを過去のモノにするほどの力があるので、ぜひGRAD編の育成にチャレンジしてみてください。