
気に入ったecchi画像はダウンロードしないと、明日削除されていないか気になって夜も寝れません。
SWORDSAMURAIです。
しかし、HDDの資源は限りがあるもの。
今回、最も確実・簡単にPCを引っ越しできる方法に辿り着いたと思われるのでそのやり方をメモしておきます。
だらだらとパソコンでネットサーフィンをしていると時折、気になるecchi画像を目にすることがあります。
後で”何故か気になって“ecchi画像をまた見ようと思うのですが、どのサイトで見たかも分からず結局見つけられずに悶々過ごすハメになるんです。
そこで私は学びました。
少しでも気になったら全部HDDに保存しておこうと。
日進月歩と言われるPCパーツ業界。買った当時は大容量と言われ、「一生使い切れないのでは?」とも思うほど容量が大きかったように思います。
しかしecchi画像を保存するようになると、何故か気づいたときにはHDDの空き容量はゼロ。
日々進化しているPC業界ですが、ecchi画像も日々進化していたのです。
今回はHDDの移行作業、つまりPCのデータお引越しを最も手頃かつ自動にできる方法を見つけたので、是非みなさんに紹介して、ecchi画像に役立ててもらえればと思います。
それでは参ります。
バックアップの概要
今回紹介するのは「HDDのクローン」を使ったバックアップ方法になります。
ようは”古いHDDのデータをそのまま新しいHDDへ複写する“ということですね。
OSはコピー操作できない

そんなん、そのままフォルダでコピーさせれば良いじゃん!
しかしながらWindows上のコピーでは、OS情報などのパソコン上で目に見えないコアな情報まではコピーできないという致命的な欠点があります。
なのでHDDにあるデータを全て新しいHDDにコピーしたところでHDDはウィンドウズとして機能できない、つまりパソコンとして動かないんです。
HDDクローンの利点
HDDのクローンは、HDDに記録されてあるデータを丸っきりコピーして、名前通りクローンを作り出すので、クローンHDDもOSとして機能するんです。
手順としては以下の通り。
- 旧HDDの内容を、新HDDにクローン
- 旧HDDと新HDDを物理的に入れ替える
- PC上で簡単な設定(パーティションの開放)
- 完成!!
かなり簡単ですよね?
PCのHDDを物理的に取り外したり・付けたりする必要がありますが、これさえできれば新しいPCを買わずともそのまま容量がアップできるので非常に楽で、金額的にも抑えることができます。
クローニングに必要なもの
準備物(ハード)
ハード面としては新しいHDDを別個に繋げさえすれば良いです。
余っているSATAポート(マザボとHDDと接続するやつ)があればそこを使えばよいのですが、個人的に使用してオススメなのがCENTURYから出ている「裸族のお立ち台 USB3.0」です。
※現在は廃盤のようで後継版のUSB3.1 (CROSU31S)が出ているようです。
「裸族のお立ち台」は簡単に言えば、USBでSATAのHDDやSSDが接続できるようになるシロモノで、これ1台持っとくと箱空けて作業する機会も減りますので中々オススメですよ。
USB接続のHDDクレードルとしてCENTURY以外も各メーカーが出ていますので、その辺は何でも良いと思います。
準備物(ソフト)
HDDデータをクローンするためには専用のクローンソフトが必要になります。
色々ありますが、今回は無償ソフトである「AOMEI Backupper Standard」を使用しています。
ダウンロードはVectorや窓の杜などのサイトから無料(2018/05現在)でできます。
システムバックアップやクローンコピーにも対応したバックアップソフト
HDDクローンによるHDDの移行手順
新HDDの接続
裸族を使って新HDDのUSB接続を行います。
刺しただけではUSBメモリみたいに自動的に認識しませんので「管理ツール」からドライブを割り当てる必要があります。
以下はWindow8での遷移例。
※ディスクの管理にさえいけば何でも良いです。
「コントロールパネル」
→「システムとセキュリティ」
→「管理ツール」
→「コンピュータの管理」
→窓が現れたら左側のツリーから「記憶域」
→「ディスクの管理」
まだドライブとして割り当てていないので、下の方にある領域に新HDDと思われるディスクが出ていないかチェックします。
新HDDと思われる未割当領域を右クリックして、新しい単一のパーティションを割り当てればOSにドライブとして認識させることができます。
ドライブ文字(AとかGとか)適当に決め、それ以外はデフォルトで良いと思います。
これでHDDとしてドライブが認識されるようになります。
AOMEI Backupper StandardによるHDDクローン
AOMEI Backupperを起動して左から「クローン」→「ディスククローン」を選びます。
※OSはシステムで予約済みパーティションもあるのでディスク丸々クローニングです。
ソフトが教えてくれるように「クローンしたいディスクを選択」し、「クローン先のディスクを選択」にて操作を行います。
MBR情報もすべてクローンします。
HDDによりますがSSDだったら30分~1時間程でクローニングが完了しました。
空き領域の統合
これでクローニングが完了しましたが、そのままでは交換前のHDDと悪い部分もそっくりそのままで、空き容量が増えていません。
容量割当もそのまま引き継いで同じ状態なので、余った領域を拡張してやる必要があります。
再度「ディスクの管理」を開いてください。
※イメージは合成のため容量はちぐはぐになっていますが気にしないでください。
HDDに余った領域がありますよね?ここを使える容量として拡張してやります。
ドライブを右クリックして「ボリュームの拡張」を選択すると拡張されます。
これで新しいHDDに関する作業は終了です!
HDDの入れ換え
あとは物理的にPCの箱を開けて作業したHDDと現状のHDDを交換します。
※主電源を切るのを忘れないように
あとはいつも通り起動します。
補足ですが、旧HDDはOSライセンスもそのままなので使用するとライセンスがバッティングします。
ひとまずはもしもの時にそのまま取っておき、引っ越しがうまくいっているならデータを消去してしまいましょう。
お疲れ様でした!
まとめ
HDDの引越し作業はOS上でコピー操作をしても、OSのコアファイルなど隠れた情報まではコピーできないため完全に移行することができません。
HDDクローンを行えば全ての情報をミラーリングするので、HDDをミラーすればそのままOSも動きます。
今回紹介したHDDのバックアップ手順をおさらいしておきましょう。
- USB接続のHDDクレードルで新HDDを接続
- 新HDDのドライブを割り当て、OSに認識させる
- 旧HDDをAOMEI Backupper Standardを使って新HDDにクローンする
- 新HDDの未割り当て領域を空き容量として拡張する
- 物理的に旧HDDと新HDDを入れ替える
また今回紹介した方法はHDDをより大きい容量に交換したい場合でしたが、ノートパソコンのHDDをSSDに換装する場合にも有効です。
※容量大から小にならないようには注意が必要です。
以上、ご参考になりecchi画像の収集に役立てれれば嬉しく思います。
SWORDSAMURAIでした。