
次世代機のPS4が発売されてはや5年。
主戦場は次世代機に移行してからしばらく経ち、すっかりソフトも出なくなりPS3出番がなくなりつつあります。
しかしグラフィックこそはPS4に劣るものの、今やっても全然楽しめるようなソフトがPS3には揃っています。
そこで名作の中でも厳選して5つのソフトを紹介します。
機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト
元々アーケードで稼働していたものをPS3に移植された「ガンダムVS」シリーズの一作。
2on2のチーム対戦アクションゲーム(タイマンも可)で、使用することができる機体は95機+DLC36機の合計131機もの機体を扱うことができます。
ちゃんとそれぞれの機体を作り込まれていて、原作にあったあのシーンのモーションだったりが個別に用意されているのでガンダムファンならニヤリとなることも。
シングルプレイはやや単調でつまらないかもしれませんが、なんといっても本作の面白さは対人戦にあります。
ネット対戦が熱い!
ネット対戦での対人戦が奥深くかくて面白い!
勝つためのセオリーなど覚えることは少し多いですが、登場機体の多さと2on2だから思わぬ展開になったりするので飽きずにずっと遊べます。
ソロプレイでも4人ランダムでチームが組まれる「シャッフル」があるので一人でもネット対戦を満喫できます。
(中には暴言などを送ってくるマナーの悪いプレイヤーがいるので注意!)
対戦がメインのゲームなので人を選びますが、家庭版での「ガンダムVS」シリーズ最高傑作だと思うのでオススメです。
(中古だとオンラインパスが付属しないので、オンラインで遊ぶには1000円程上乗せになってしまうので注意!)

ガンダムファンや対戦ゲーム好きにオススメ!
フォールアウト3
核戦争後の世界を冒険するFPSまたはTPSのオープンワールド型アクションRPG。
1950年代のアメリカが思い描いたような未来の「核戦争で滅んだ世界」をモチーフで、召使いのようなブリキロボットに核融合エンジンの車など、レトロな雰囲気を感じます。
核シェルター「Vault」内で不自由なく育てられた主人公は、父親を追って荒廃し混沌とした地上へと旅立つ…といったストーリーですが無視して別のクエストを進めたりと自由に行動できるのが特徴です。
こちらで詳しくレビューしてます:【Fallout 3】レビュー|核戦争後でのリアルな体験!
荒廃した世界を冒険するアドベンチャー!
何といってもこのゲームで魅力的なところはこの世界観で、荒廃した世界を冒険する楽しさは最高!
食料はおろか水さえもほとんどが放射能に汚染されているような不毛の地での冒険。
突然襲ってくる(モヒカンがヒャッハーしてくる!)ならず者の集団や、放射能によって皮膚がただれ巨大化した動物など、過酷な世界で生き抜く冒険はこのゲームでしか体験できません。
フィールド上を好きに行動でき、あちこちに街やダンジョンあるいは見たことないクリーチャーなどあらゆるモノと遭遇するので、探索するだけでも楽しいです。
プレイヤーの取れる行動も自由度が高く、道行く人々の悩みを解決する善人プレイでも良いし、逆に街の人への挨拶代わりに鉛弾をくれてやるような悪人プレイができたりと、いろんな遊び方があります。
難易度をいつでも調整できたり、自動的に敵を狙い撃ってくれる「V.A.T.S.」システムがあるのでゲームが苦手な初心者でも安心です。
個人的には体験することが最大の魅力だと思うので、余計な知識を仕入れず何も知らない状態が一番楽しいですし、難易度も自分が快適に遊べるような難易度に設定すればいいと思います。
(ややグロテスクな表現があるので苦手な人は注意!)

極限の世界観で体験できる冒険やスリルは他にはないモノです!
デモンズソウル
高難易度とダークファンタジーが特徴のアクションRPGで「ソウルシリーズ」の原点。
5つの異なるダンジョンに待ち構える「デーモン」を倒しにいくステージクリア型です。
ダンジョンの出入りは基本的に自由で、自分の好きなところから攻略していけます。
やりごたえを感られるトライアンドエラー
死んでは学習して次に進んでゆく、つまりトライアンドエラーを繰り返してクリアしていくことになると思います。
高難易度ゆえに突破したときの達成感はやっぱり半端ないですし、一度死んでも次は突破できそうと思わせるような作りをしてるので、いつの間にかどっぷりハマってました。
死にゲーと呼ばれるほど高難易度ではありますが、実際のところは理不尽な死にゲーではなく、観察力と判断力があれば結構すんなりと死なずに進んでいけます。
暗がりに待ち構える敵や、十字路の角に待ち構えてるような敵などよく観察すればわかるような作りになってるので、見抜くと窮地にならずに済むことが多いです。
なので反射神経や複雑なコマンドを入力するアクションではなく、不意打ちを回避したり敵の攻撃パターンや弱点を見極める観察眼や学習能力が重視される内容となってます。
アクション”RPG”なのでLv要素はありますが、ドラクエのようにLvを上げたらクリアできるといったことはなく、Lvを上げたらクリアするのが楽になる程度のモノです。
個人的にソウルシリーズは一撃一撃に重みがあり、ダメージを与えているまたは食らっている感覚が身に伝わるような、絶妙な調整がされてるところが最高ですね!

やりごたえや手応えがある高難易度アクション!
レッド・デッド・リデンプション
「GTA」シリーズを制作したロックスター・ゲームスが送る西部劇版GTAとも称されるオープンワールドのアクションアドベンチャー。
1911年のアメリカを舞台に政府によって家族を人質に取られた元無法者の主人公「ジョン・マーストン」が、かつての仲間のギャングたちを始末していくといったストーリーです。
オープンワールドだけあって広大なマップを散策したり、狩りをしたり、はたまた略奪に精を出すなど自由に遊び回れます。
こちらで詳しくレビューしてます:「レッド・デッド・リデンプション」レビュー!西部劇の世界を堪能!
作り込まれた西部劇の世界とアウトローの物語
なんといってもこのゲームの魅力は、街や荒野の景色に行き交う人々だけでなく動物など非常に作り込まれているので臨場感がすごい!
まるで映画のような西部劇の世界を体験し味わうことができます。
お話の内容は暴力や復讐といった当時のアメリカの汚い部分を全面に押し出した、やや大人向けな雰囲気です。
クールで皮肉屋だけど情の厚い主人公「ジョン・マーストン」の生き様を描くストーリーは、非常に引き込まれるモノがありました。
TPSなので苦手な人は敬遠してしまうかもしれませんが、このゲームでは自動的に敵に照準を向けてくれるので難易度はそれほど高くありません。
ミッション中なら失敗してもすぐにリトライして再チャレンジできるので、初心者でもオススメできます!

まるで映画のような西部劇の世界を体験できる!
ドラゴンズドグマ ダークアリズン
王道ファンタジーな世界観が舞台のオープンワールド型アクションRPGで前作「ドラゴンズドグマ」の完全版となります。
ドラゴンに襲われた主人公は心臓を奪い取られ「覚者」となり、心臓を取り返すための冒険に出かけるといったストーリーです。
オープンワールドと謳いながらも実際のところは、大作オープンワールド型ゲームたちと比べると、マップの広さや冒険要素で大きく劣ります。
しかしこの作品の真の面白さは爽快感のあるバトルにあります。
こちらで詳しくレビューしてます:【ドラゴンズドグマ ダークアリズン】レビュー!アクションRPGの新境地!
仲間(NPC)達と共に戦うバトルが熱い!
「ポーン」と呼ばれる仲間たちと共に戦うシステムが非常に面白い!
なかなかAIが賢く魔法使いやヒーラーなどジョブに合わせて多彩な行動を取ってくれるので、1人用のゲームながらもオンラインで仲間たちと一緒に冒険してる気分を楽しめます。
また自分や仲間のジョブも自由に変更できるので、仲間にサポートしてもらいながら突撃する戦士スタイルだったり、仲間に守ってもらいながら魔法を撃ったり、仲間を指揮しながら遠距離から弓矢で攻撃したり…など、かなり自由なプレイスタイルで遊べるのも最高です!
ちなみに無印ドラゴンズドグマでは致命的な仕様ミスがあったりやや作りが甘いところがあるので、新規ダンジョン「黒呪島」が追加された本作ダークアリズンがオススメです。

仲間たちと共に戦うバトルが熱くて面白い!
おわりに
「フォールアウト3」はPC版、「ドラゴンズドグマダークアリズン」は次世代機版に移植されてますが、他の作品はPS3(またはXBOX)でしか遊べないゲームです。
どのソフトも今なら安く買うことができ、値段の割にはかなり楽しめる内容になってるハズなのでPS3を引退させる前には是非遊んでもらいたいです!
PS4が高くて手が出せない人も、型落ちのPS3は安く手に入りメチャ遊べるのでコストパフォーマンスは抜群ですよ!