
アニメ「アウトブレイク・カンパニー」の作品紹介およびそのネタバレ無し感想です。
異世界アニメとして不朽の名作。
ジャンルが溢れかえった今でも最高クラスの激アツアニメです。
作品の紹介とか見どころなども。
作品の概要
『萌え』ノミクスは吉か、凶か!?
高校中退、いわゆる自宅警備員!
からの~、やっと決まった就職先は、ドラゴンが空を飛ぶ異世界だった!
だが生粋のオタクである主人公・加納慎一は困惑するどころか欣喜雀躍、喜色満面。
なぜならその異世界――エルダント帝国は、美少女の皇帝陛下が君臨し、
メイドとしてハーフエルフの美少女があてがわれ、巨乳の獣耳少女やら
めがねっこ女性自衛官やらが入り乱れる魅惑の世界だったからだ!
慎一の使命は異世界との交易に最適とされた『オタク文化の伝導』。
アニメにラノベ、漫画にギャルゲー、全てに堪能な慎一は尊敬され、憧れを抱かれ、
思わぬリア充生活が始まる!『萌え』は世界を変えるのか!?それとも破滅に導くのか!?
ひきこもりオタクの主人公が突如剣と魔法の世界である異世界で働くというストーリー。
政府の役人として、アニメ/コミックなどのサブカルチャー知識を活かして交易を始めます。
今では異世界転生ジャンルはかなりメジャーなジャンルとなりましたが、「オタ知識を持って異世界を開拓する」というユニークな設定が特徴的です。
全12話
ジャンル:異世界ファンタジー、ギャグ
監督:及川啓
シリーズ構成:荒川稔久
キャラクターデザイン:豆塚隆(原作イラスト、キャラクター原案:ゆーげん)
音楽:井内啓二
アニメーション制作:feel.
ミュセル・フォアラン:三森すずこ
ペトラルカ・アン・エルダント三世:渕上舞
エルビア・ハーナイマン:上坂すみれ
ブルーク・ダーウェン:富田貴洋
古賀沼 美埜里:内田真礼
的場 甚三郎:藤原啓治
個人的な感想
現代社会で引きこもりとして暮らしていた主人公が、全く異なる世界で冒険していく様はTHE 異世界ジャンルとして激アツでした。
設定・演出が丁寧で街の作りや世界観などはもちろんのこと、異世界人の持ち込んだ文化への反応、種族同士の根強い対立・劣等感、役人の怪しい動きや国家間のいざこざなど細部にわたってに描かれています。
異世界ジャンルものは今でこそ溢れかえりましたが、そんな今でもかなりクオリティの高いアニメです。
誰しも剣と魔法の世界に行ってみたいと憧れを持つものですが、リアルな異世界を感じられ非常にワクワクしました。
あと異世界ジャンルものですがオレTUEEE要素は無く、現代知識をもって解決していくアニメなのでその点もまたこの作品の特徴だと思います。
(昨今はオレTUEEEEモノが多いからね!)
オタクギャグ要素もあるアニメ

エッセンスが「オタク文化」ということでもうアレなのですが、その手のギャグが結構出てて面白かったです。
「授業にBLネタを取り入れることが、正式に閣議決定しました」
とかいうネタをストレートに言ってくるかと思えば、作中で出てくる漫画とかアニメのキャラが絶対アレじゃん!!ってやつもチラホラ出て笑えます。
本にはカイジみたいなのがあるし、、ホモォな作品を広めようとするし、、真剣な顔してスク水勧めてくるし・・・w


エルフやば可愛い
あとね・・・この作品で1つ言いたいことがあります。
エルフのヒロイン(ミュセル)がかなり可愛い。
「献身的」+「メイド」+「ドジッ娘」という食傷気味なテンプレ構成ではあるのですが、ありえへんぐらい可愛すぎる・・・。
正直良すぎて言葉では表現できません。(もう見て)
私はこの作品で「エルフ」という新たなジャンルを獲得しました。
感謝しかありません・・・。
明日はエルフ感謝祭にしよう・・・。
こんな人に特にオススメ
ド定番の異世界ジャンルなので、異世界好きには断然オススメ。
全く異なる異世界で冒険し、魔法・異種族・異文化を触れていく様は心が踊ります。
この手の異世界ジャンルが本格的に流行り始める前に放映されたアニメなのでやや古い(2013年)部類ではありますが、今でも作画・演出・ストーリー・キャラどれをもとっても高水準。
(個人の体感です)
溢れかえった異世界ジャンルになりましたが、昨今のアニメにも負けていません。
異種族美少女大好きマン
異世界ジャンルではヒロインが人間の女の子というのが多いのですが、アウトブレイク・カンパニーは「ケモミミ」や「エルフ耳」(、あとロリ)などの違った異種族の女の子が多い作品。
なので異種族の可愛いキャラが好きな人にはオススメで、そうじゃなくても人外ほど離れてもいませんので普通に可愛く見れると思います。
メインヒロインがエルフっ子なのでエルフにハマること間違いなしの激アツです。
(私は死んだ)
おわりに
個人的には「異世界」ジャンルアニメの本格ブームは「アウトブレイク・カンパニー」から始まったと感じています。
というか私が異世界ジャンルアニメにハマるきっかけとなったのがこの作品です。
剣と魔法の世界へと行きたいというのは誰しもが持っている理想。
更に現実世界の知識を活かして活躍し、複数の女子から好かれるというのはもう夢の理想形と言っても過言ではないでしょうか。
その妄想をアニメという形で叶えてくれるのが「アウトブレイク・カンパニー」。
控えめに言って最高です。
昨今では異世界ジャンルは溢れかえりがちではありますが、「オタ知識を持って異世界を開拓する」というユニークな設定であり、脚本・演出・作画も文句のつけようがありません。
異世界ジャンルが溢れかえった今でも「アウトブレイク・カンパニー」は異世界ジャンル一軍だと断言できます。
あとアニメ放映当時2013年だったのですが、5年近く経った今でも言えることがあります。
ヒロインがバチクソ可愛い。
あらゆる意味で画面に入りたくて仕方がありません。そういうアニメでした。