
TVアニメ「三ツ星カラーズ」の感想と作品の紹介をしていきます。
幼い頃の記憶が蘇ってくるような、子どもたちの遊びがいっぱい詰まった作品でした。
作品の概要
上野の公園にひっそりと佇むアジト。
そこにいるのは3人の小学生の女の子たち――。
そう、彼女たちこそ上野を守る正義の組織「カラーズ」!!
結衣、さっちゃん、琴葉の3人は今日も平和な上野の平和を守るため、
日夜(嘘、夕方まで)街を駆け回るのである!!
小学生の女の子たちによって結成された自称正義の組織「カラーズ」の活躍と、それを取り巻く人々の日常を描いたギャグアニメ。
「月刊コミック電撃大王」で連載されている漫画が原作です。
全12話
ジャンル:ギャグ、日常、小学生、身近な冒険
監督:河村智之
シリーズ構成:ヤスカワショウゴ
脚本:ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン:横田拓己
音楽:未知瑠
アニメーション制作:SILVER LINK.
さっちゃん:高野麻里佳
琴葉(ことは):日岡なつみ
斎藤:田丸篤志
おやじ:玄田哲章
さっちゃん:名塚佳織
笹木 ののか:朝井彩加
笹木 ももか:東城日沙子
個人的な感想
はじめてキービジュアルを見たとき思ったことは、やはり「カワイイ」ですよね!
今流行りのキモオタたちのハートをガッチリ掴みに来る作品なんでしょう???ぐらいに歪んだ目で見ていました。
かくいうキモオタである僕はそんな作品が大好きなので、ホイホイ釣られて見てしまうわけですね。
カワイイ少女?いいえクソガキです
そうした僕の歪んだイメージはすぐに粉砕されることになります。
この黄色担当「さっちゃん」の初セリフ、それは「うんこか!?」でした。
なるほどこの作品は日常系ではなく、純正のギャグアニメだという事を瞬時に理解しましたね。
戸惑いながらも見続けていると、強烈なインパクトを残したさっちゃんだけじゃなくチームカラー青担当の「琴葉」ちゃんもなかなかヤバい。
人の頭を踏んづけて喜んだり、びっくりするほど口が悪かったりするので、暴走しがちなさっちゃんという火に油を注いでいきます。
(でも打たれ弱さのギャップがとてもカワイイ!)
そして唯一の良心かと思われてたリーダー「結衣」ちゃんも笑顔で人の弱みを突いてくるナチュラル畜生なので、実はうんこ少女が1番マトモ疑惑があるぐらいです。
見た目はカワイイ女の子だけど、中身はクソガキ低学年の男子小学生といった表現がしっくり来ました。
ですがそういった個性的なキャラクターたちのおかげで、ギャグ面はキレが良く◎でしたね!
小学生たちの遊びと冒険
この作品を見ていると、子どもの頃の遊びや友達と遊んでいた記憶が蘇ってきました。
秘密基地があったりかくれんぼ(しかもトランシーバー付き!!!)をするなど、あの頃のやりたかった事や楽しかったことなどがいっぱい。
他にも日常の何気ない疑問や不思議が、ちょっとした(子ども目線の)冒険につながったり。
あの頃は何にでも楽しかったんだろうなと思わずにはいられなかったですね…。
また「おやじ」など周りの大人も子どもたちに合わせて付き合ってくれるので、作品から暖かさや優しさを感じられました。
そういった子どもの遊びを丁寧に描いてくれているので、なんだか懐かしい気持ちになって見入ってしまいましたね。
やっぱりカワイイ
散々クソガキと連呼してきましたが、やっぱりこの子たちはカワイイです!
特に注目すべきは服装がメチャクチャ凝ってるところ。
なんと彼女たちは毎回違う服装で出てくるのです。
しかも毎回凝ったコーディネートなのがすごく可愛い…!
もちろん子供らしく表情豊かなので、クソガキ成分を除いたら本当にカワイイ子たちだと思いますね。
こんな人に特にオススメ
頭空っぽでも楽しめる作品なので、ギャグアニメが見たい方にはオススメです!
基本的に笑えてカワイイアニメなので、クソガキ成分を除けばかなり見やすい作品ではないでしょうか。
ですが只々カワイイを求めていたり、日常系で癒やされたいといった方は期待と違ったモノになってしまうかもしれませんね。
おわりに
女子小学生3人が結成した正義の組織「カラーズ」の活躍と、その活動を見守る大人たちの日常を描いたギャグアニメ。
メインキャラクターが女子小学生なので色眼鏡で見てしまいがちですが、実際のところ子供心を思い出しながらクスッと笑えるすごく良い作品でした!
最初はクソガキ感に戸惑うところもあるかもしれませんが、きっと慣れてくると子供らしさが可愛く感じてくるのではないでしょうか。
ビジュアルが気に入った方ならもちろん、ちょっと抵抗があるといった方も、実はすごくKENZENな作品なのでぜひいろんな方に見てもらえればなと思います。