【ゴールデンカムイ】感想。戦闘、陰謀、変態、先の読めない冒険活劇!

TVアニメ「ゴールデンカムイ」(1-2期)の感想と作品の紹介をしていきます。(ネタバレなし)

アニメとしていろいろ問題点もありましたが、怒涛の展開にハラハラする場面が多く次第に惹き込まれていきました。

作品の概要

ゴールデンカムイ メイン

「不死身の杉元」と呼ばれた日露戦争の英雄・杉元佐一は、除隊後、一攫千金を狙って北海道で砂金採りに明け暮れていた。そんな折、杉元は現地で出会った中年男に、アイヌから奪われた埋蔵金の話を聞かされる。埋蔵金を奪った人物は網走監獄に収監中で、同房になった脱獄囚たちに埋蔵金の在り処を示す刺青を施したというのだ。当初はホラ話と思っていた杉元だが、その後の出来事によって話はにわかに真実味を帯びはじめる……。
埋蔵金の話をした中年男は、酔いが覚めるといきなり杉元を襲い、逃走した挙句にヒグマの餌食となった。その死体に彫られた奇妙な刺青を見た瞬間、杉元の血が騒ぐーーアイヌの埋蔵金は実在するッ! しかし、そこにヒグマが出現。杉元の身に危険が迫ったとき、何者かが放った矢がヒグマを倒す。杉元を救ったのは、ひとりのアイヌの少女。彼女に埋蔵金のことを明かす杉元だが、新たな危機が二人に襲いかかる。中年男を殺した凶暴なヒグマが、食いかけの死体を求めて戻ってきたのだ。これを倒した杉元の勇敢さを認めた少女は、彼の埋蔵金探しに協力することを約束。埋蔵金を奪った男に父親を殺されたというその少女は、名をアシㇼパと言った。

ゴールデンカムイは日露戦争後(1905年頃)の北海道を舞台とした、隠された金塊を巡るサバイバル冒険活劇。

日露戦争での不死身の英雄「杉元佐一」は金塊の噂を聞きつけ単身北海道に渡り、そこでアイヌの少女「アシリパ」と出会うところから物語は始まります。

週刊ヤングジャンプにて連載中の漫画が原作です。


全24話(1期12話、2期12話)
主な属性:サバイバル、冒険、戦闘、群像劇、グルメ、顔芸、濃い男たち

スタッフ
原作:野田サトル
監督:難波日登志
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン:大貫健一
音楽:末廣健一郎
アニメーション制作:ジェノスタジオ

キャスト
杉元佐一:小林親弘
アシㇼパ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎

鶴見:大塚芳忠
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
月島基:竹本英史

土方歳三:中田譲治
牛山辰馬:乃村健次
キロランケ:てらそままさき
インカㇻマッ:能登麻美子

個人的な感想

ゴールデンカムイ 囚人

漫画は未読です。あの話題作がアニメ化するから見よう!ぐらいの軽さで見始めました。

金塊を巡る冒険と戦闘、アイヌの文化に触れる休息、そして顔芸をはじめとしたなかなかカオスなギャグパート。

どれも濃くて印象的でしたが偏って食傷気味になることなく、全体的なバランスが良好でテンポが良かったように思えます。

予測不能の群像劇!

ゴールデンカムイ 土方

北海道に眠る金塊を巡る物語なのですが、予測不能で常にハラハラさせられる展開でした。

なんといっても登場人物それぞれが強かで、ちゃんとした意思や信念を持って行動するのです。

亡くした友との約束のため、あるいは大義のため、そして己の野心のため。

目的のためには手段を選ばない人物も多く、昨日の敵は今日の友といった状態が日常茶飯事。

戦闘シーンも容赦なく本気で命を奪い合うモノだったので、次は一体どんな展開になるのか、この窮地を脱出できるのか、などかなり引き込まれる展開でした!

あと登場キャラの一部は完全に頭がイっちゃってるというか変態なので、そういった意味でも予測不能でしたね…。

男がカッコいいと思う漢

ゴールデンカムイ 杉元

この作品、登場する男たちが濃いのなんの。

濃い男があまりにも多すぎて、その話をしてたらもはやキリがないレベルです。

(しかも声まで特濃ですよ!!!!)

そんな男たちの中でも主人公「杉元佐一」が最高にカッコよかったので語らせてください。

杉元佐一は主人公らしく熱いハートと、敵対するものを蹴散らす強さを持っています。

そしてなんと言っても杉元の金塊を探す理由が非常に男気溢れるモノなんです。

その理由は想い人でもあり、戦死した親友の妻の手術ための資金を得るためといった、最高にシビれる理由で戦いに身を投じます。

しかもその理由を誰にも打ち明けることがない潔さ。

そういった私的な理由で殺し合いをしている責任を自身で受け止め、背負っていくところに彼の高潔さを感じずにはいられません。

ですがそんな彼も戦闘時以外は人の良い普通の兄ちゃんなので、これまで行ってきた殺しに苦悩するところも人間臭くてとても魅力的でした。

ゴールデンカムイ アシリパさん
他にもまだまだ子供のアシリパに敬意を持って「さん」付けで呼ぶところもポイントが高いです。

また自分の目的を達成するための「力」をちゃんと持っている、非常に頼りになる存在でもあります。

やはり男が惹かれるのは強い男ですからね!

そういった強さと優しさそして弱さのバランスが絶妙なところが、男として見ても最高に魅力的なキャラクターに映ったんだと思います。

アニメ自体のクオリティは決して高くない

ゴールデンカムイ 迫力のないシーン

正直なところアニメのクオリティは決して高いとは言えないものでした。

特に一部の作画と2期後半の話の構成はかなりヤバイ。

作画は一部の話でシリアス(?)なシーンが台無しになってストーリーに集中できないほどでした。

悪い方向への作画はあまり気にすることがないのですが、看過できないぐらいのレベルでしたね…。

もう一つは2期後半の話の構成。

話数通りに見てたはずなのですが、明らかに数話ふっとばしたであろう話の構成になってました。

原作を読んでいなくてもわかる話の不自然さ。

2クールという範囲にまとめる必要があったのはわかりますが、あまりにも雑さを感じてしまうほど。

やはり週刊ヤングジャンプ作品はアニメ化に恵まれない運命なのか…。

おわりに

日露戦争後の北海道で、隠された金塊を巡る冒険活劇。

血みどろの戦闘や北海道を巡る冒険はもちろんのこと、グルメやアイヌ文化との交流、そして顔芸といった様々な要素が合わさってます。

そして登場人物が全員一癖も二癖もある濃いキャラクターたち。

それぞれが強い意思を持って行動するので常に予測不能のハラハラした展開に惹き込まれました。

あと濃いだけじゃなくて、ちゃんと魅力的なキャラクターなのでぜひ見て確認してもらいたいところです!

ただしアニメとしてのクオリティは決して高いものではないので、漫画を読んでみるのもアリかもしれません…。

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