【GJ部】感想。何気ない空気感が次第に愛おしくなる日常の中の日常作品!

TVアニメ「GJ部」の感想と作品の紹介をしていきます。(軽微なネタバレがあります)

やや人を選ぶ作品かもしれませんが、ハマれば思わぬ中毒性を持つヤバイ作品です。

作品の概要

GJ部 メインキャラ

正体不明の部活「GJ部」に入部することになった四ノ宮京夜。小さいけれど負けん気の強い部長の真央、性格が正反対の真央の妹の恵、自他共に認める天才の紫音、不思議な綺羅々に囲まれて、これから何が起こるのやら……。

高校一年生の「四ノ宮京夜」は、「GJ部(グッジョぶ)」と呼ばれる謎の部活に拉致され、無理やり入部させられます。

そんな彼と個性的な部員たちが大して何をするわけでもなく、ゆる~く日常を送るアニメ。

「ガガガ文庫」で発売されたライトノベルが原作です。


全12話 + 特別編1話
ジャンル:部活、日常、放課後、先輩、妹、メイド、季節イベント

スタッフ
原作:新木伸
監督:藤原佳幸
シリーズ構成:子安秀明
脚本:子安秀明
キャラクターデザイン:大島美和
音楽:百石元
アニメーション制作:動画工房
キャスト
四ノ宮 京夜:下野紘
天使 真央(あまつか まお):内田真礼
皇 紫音(すめらぎ しおん):三森すずこ
天使 恵(あまつか めぐみ):宮本侑芽
綺羅々・バーンシュタイン(きらら):荒川ちか
神無月 環(かんなづき たまき):上坂すみれ

四ノ宮 霞(しのみや かすみ):木戸衣吹
天使 聖羅(あまつか せいら):諸星すみれ
ジェラルディン・バーンシュタイン:葵わかな
森さん:恒松あゆみ

個人的な感想

GJ部 部長

気づけばもう6年前の作品。どうして見始めたのか、もはや記憶にないぐらい前。

ですがこの作品のおかげで、日常系作品の持つ魅力に気づくことができたのはしっかり覚えてます。

主人公の男の子一人を除くと他はみんな女の子なので、ハーレムやラブコメに発展するのかと思いきや、全くそういった事はありません。

只々、部活という名目のもと仲間内で駄弁るだけといった内容です。

誰にでもあったであろう、なんでもない青春の一ページを丁寧に描いてます。

初視聴後の印象は…

GJ部 部室

正直なところ初めて見たときは、この作品のどこが面白いのかわかりませんでした。

夢中になるようなストーリーでも無いですし、特別ギャグが面白いというわけでもない。(ただし予告の漫才はとても面白い)

また現役の中学生たちが歌うOPもやや電波ソング気味で、お世辞にも上手いとは言えない出来だったこともあり、作品全体のイメージが掴みきれずにいました。

当時の自分の好みとしては、ストーリーやギャグなど作品が持つ魅力を強く訴えかけてくる作品が好きだったこともあり、一見何も持っていない空っぽの作品に感じてしまったのだと思います。

ただ、キャラクターは最初から可愛かったです。

流行りとは違う独特なキャラデザでしたが、デフォルメを上手く活かした演出は和やかで楽しいモノになってると感じました。

尋常ではない中毒性

GJ部 紫音

そんな初印象はイマイチだったこの作品、見ているうちに思わぬ中毒性を発揮していきます。

毒にも薬にもならない平坦な内容だと思いこんでたのに、いつの間にかこの部活内での何気ないやり取りや空気感が心地よく感じてしまったのです。

ただ駄弁るだけの本当になんでもない日常。

誰にでもあったであろう友達同士でのやり取りが、話数を重ねあるいはリピートで見続けていると彼らの日常が愛おしく感じてきます。

そこでようやく仲間内での何気ない空気感を、これ以上無いほどに見事に作り上げているのが、この作品の最大の魅力だということに気づきました。

言ってしまえば内容がないかもしれない。

ですが僕にとっては、いつまでも見ていたい気持ちにしてくれる最高の作品になっていましたね。

GJ部 2軍のユートピア

余談ですが、最初は苦手だったOPもいつしか中毒になるほどハマってました。

キャラソンを用いた全4種のEDもそうですが、キャラクターそれぞれの個性の描き方は良かったと思います。

GJ部を手がける藤原監督はキャラクターの見せ方が本当に上手いです!

OPもそうですが、普段の何気ないやり取りや動きに個性をぶち込んでくるので、キャラクターが本当に活き活きしています。

日常の中の日常作品

GJ部 同級生

あらゆる日常系作品を見てきましたが、その中でもこの作品は「日常」に超特化したモノでした。

日常系作品といえば通常、キャラクター同士の何気ない日常会話などが主な内容です。

とはいえ、ただ日常会話をしてるわけではなく様々なイベントがあります。

夏になればいわゆる水着回があり、学校が舞台の作品だと文化祭や体育祭などの行事で1話分の内容を使うことも。

しかしこのGJ部では、なんとそういった行事らしいイベントはほぼカットされています!

文化祭があってもその内容そのものはカットされて、文化最後の部室での光景のみが描かれているなど、まさに日常に特化した作品でした。

個人的には、日常系作品には水着とかテコ入れ回はいらない!見たいのはあくまでも日常なんや…!ぐらいに思ってるので何だか得した気分になりましたね。

おわりに

GJ部 ロゴ

GJ部と呼ばれる謎の部活で過ごす仲間たちの、なんでもない日常を描く作品。

非常に個性的なOPに、部室のみで行われる平坦なストーリー。

そして特別ギャグが面白いわけでもない、見る人を選ぶ作品になってます。

ですがそんな何でもない日常の空気感をこれ以上無いほど見事に描いてくれてるので、見続けてると思わぬ中毒性で延々とリピートしたくなるかもしれません!

なので万人にはオススメできませんが、キャラクターが気に入ったり、日常アニメ好きな方にはぜひ見て欲しい作品です。

ちなみにDisk1枚で全話収録かつ全話リピート機能に加え、最終話を除いた1~11話までをエンドレスリピート再生できる「りぴーと!でぃすく」オススメです!

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