
アニメ「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」の作品紹介とネタバレ無し感想です。
近代兵器で剣と魔法の世界を制圧していく様は爽快!
異世界ジャンルの最高峰定番アニメです!
作品の概要
8月某日 東京 いつもと変わらないはずだったその日。
東京・銀座に異世界への「門(ゲート)」が忽然と現われた。門から次々となだれ込んでくるモンスターの軍勢を撃退した陸上自衛隊は、門の向こう側の「特地」に進出。
現地住民との接触を開始する。第三偵察隊を率いるオタク自衛官・伊丹二等陸尉は、「特地」を探索中に巨大な炎龍が集落を襲う場面に遭遇。
生き残ったエルフの美少女を助けたことで、異世界の住民たちと交流を深めていく──。モンスターとの戦闘や現地住民との交流を通して、伊丹は「異世界」とどう向き合っていくのか。
超スケールエンタメファンタジーの門(ゲート)が、今、開かれる!
突如日本に異世界への門が出現。
そんな異世界の門へ自衛隊が進出していくという背景の異世界アニメ。
主人公は陸上自衛官であり、近代兵器をもって異世界で活躍・冒険・交流していく様を描いたアニメです。
全24話(接触編:10話、炎龍編:8話、動乱編:6話)
ジャンル:異世界チート、ファンタジー、ミリタリー
監督:京極尚彦
キャラクターデザイン・総作画監督:中井準
シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクターデザイン:中井準
音楽:藤澤慶昌
アニメーション制作:A-1 Pictures
テュカ・ルナ・マルソー:金元寿子
レレイ・ラ・レレーナ:東山奈央
ロゥリィ・マーキュリー:種田梨沙
ヤオ・ハー・デュッシ:日笠陽子
ピニャ・コ・ラーダ:戸松遥
栗林 志乃:内田真礼
富田 章:石川界人
黒川 茉莉:明坂聡美
柳田 明:遊佐浩二
菅原 浩治:興津和幸
個人的な感想
主人公が「オタク」で異世界に進出というアニメは過去に「アウトブレイク・カンパニー」というハマったアニメがあったので、面白そうだなと思って見始めました。
感想あるよ:色あせない異世界名作!「アウトブレイク・カンパニー」
確かに主人公がオタクであるからこそ感情移入しやすい部分はありましが、この作品の面白いところは全く別なトコロになります。

近代兵器での制圧がかなり爽快
この作品の一番の良いポイントは「異世界を近代兵器で制圧」していくところです。
異世界でトップを仕切る「帝国」は当初主人公サイドに超強気。
できるだけ穏便に済ませたい主人公サイドですが、負けることを微塵にも思っていない帝国側は攻めてきてしまいます。
そんな敵を(仕方なく)戦車などの重火器で一網打尽にし、「何が起こったか分からない」、という敵を見るのは超爽快感!
画面の前でやっと出たヘリや戦車には「やばい!興奮してきた!!」とドキドキしながら”超“楽しめました。
異世界アニメとしも文句なしのアニメ
メインはそういったミリタリー要素ですが、異世界アニメでもあるのでその点でもかなり良かったです。
異文化の村や町を恐る恐る交流していくさま、突如現れたドラゴン、人とは少し違った異種族(エルフ・獣人)との出会いは非常にワクワクしました。
そういったのを自衛隊として交流していくの本作のみどころでもあるのですが、それらの異世界設定がとても丁寧に作り込まれているので、異世界への没頭感がかなり高いです。
アニメとしても作画は綺麗ですし、演出も良いので異世界にもドップリハマれます。
こんな人に特にオススメ
まず異世界モノなので当然ながら「異世界ワープ」や「異世界転生」などのジャンルが好きな異世界ファンにはかなりオススメ。
異世界人との交流、ケモミミエルフ、現代の知識でドヤァする様子は異世界モノならではでメチャクチャ面白いです。
さらにそこで「兵糧」や「野営設備」など自衛隊の技術や設備を絡めてくるのもゲートの楽しいポイントですね。

ミリタリー好き

あと原作者の「柳内たくみ」さんはマジモンの元自衛官。
知識。経験を活かして近代兵器・軍人としての知識がかなり盛り込まれていてアツいのもポイント。
重火器やヘリなど兵器の種類はもちろんのこと軍のしきたりや常識、国家政治との背景なども描かれているのでミリタリーファンにもオススメの作品です。
俺TUEEEモノ好き

主人公が特別なスキルを持ってない一般人?なアニメではありますが、俺TUEEEの「チート」モノとしての面白さもあります。
近代兵器でかなり差があり、剣が主体の世界を重火器でぶっ放していくさまは完全チート。
爽快感は半端ないです。
おわりに
アニメ「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」は異世界アニメが超流行るきっかけとなったアニメの1つ。(と個人的には思っています)
本作で一番アツのは剣と魔法の世界にはない「銃」「戦車」「ヘリ」などの近代兵器で制圧していくサマです。
しかも原作者である「柳内たくみ」さんは元自衛官という経歴の方で、その経験を活かして盛り込まれている様は「ホンモノ」。
それに加えてベースが異世界モノなので、異世界ジャンルとしての面白さもしっかり抑えています。
設定もかなりしっかり作られていて、メインであるミリタリー要素無しでもかなり面白いアニメだと思うくらいです。
未知のファンタジー世界に触れる様は異世界ファンとしてはメチャクチャ楽しめました。
アニメとしてもかなり定番人気な部類なので、見ていないなら是非見て欲しい作品です!