
TVアニメ「作品名」の感想と作品の紹介をしていきます。
見どころやおすすめポイントなど紹介。
「まんがタイムきららキャロット」で連載されている漫画が原作です。
作品の概要
ツンデレ・妹などなど、店員さんのいろんな「属性」が楽しめる喫茶店で、新人アルバイトの苺香が店長にリクエストされたのはなんと「ドS」キャラ!?
一生懸命働くうちに、意外と「ドS」の才能が開花してしまい…。
踏まれたって全部がご褒美、倒錯的WORKING!!コメディ!
喫茶店「スティーレ」で働く従業員たちの働く様子や交流を描いた作品です。
「スティーレ」では普通の喫茶店ではなく、ツンデレや妹など様々な属性を楽しめるオタク寄りなお店。
目つきの悪さを理由にアルバイトを断られ続けていた「苺香」は、店長「ディーノ」によって「ドS」の才能を見出され、共に「スティーレ」で働くことになります。
「スティーレ」で働く個性的で可愛らしい女の子たちのキャッキャウフフの日常モノ…というだけではなく、メインキャラに男性も登場するので日常系ラブコメといった内容です。
全12話
ジャンル:日常 ラブコメ
監督:益山亮司
シリーズ構成:雑破業
脚本:雑破業、森町やこ
キャラクターデザイン:奥田陽介
音楽:菊谷知樹
アニメーション制作:A-1 Pictures
日向 夏帆(ひなた かほ):鬼頭明里
星川 麻冬(ほしかわ まふゆ):春野杏
天野 美雨(あまの みう):種﨑敦美
神崎 ひでり(かんざき ひでり):徳井青空
ディーノ:前野智昭
秋月 紅葉(あきづき こうよう):鈴木達央
個人的な感想
喫茶店で働く従業員たちの物語と聞くと、ファミレスで働くあの人たちの物語が脳裏をチラつきます。
「WORKING!!」感想。人間関係多様なファミレスでのラブコメ!
とはいえ「WORKING!!」と比べると、個性や毒は控えめできらら系の作品らしく可愛くてやさしい世界の作品だと思いました。
登場人物にはそれぞれお店で売り出してる「個性」と「本性」のギャップがあり、それがキャラクター作りとして面白く個性的ながらも、なかなか人間味のあるキャラクターになっているところがとても良かった!
きらら系では珍しいラブコメ要素ですが、あんまりマジな恋愛になる…なんてことはなく、きらら作品らしくふんわりとしたギャグで包まれて進行していくので安心(?)して見られます。
個性と本性のギャップ

接客しているときの彼女らには「個性」と「本性」のギャップがあります。
主人公「苺香」ちゃんだとその鋭い目つきから「ドS」キャラを演じていますが、その本性は非常に生真面目で礼儀正しい子だったりするので、そのギャップがとってもキュート!
他にもツンデレを演じてても中身はすっごく素直な子だったり、妹系キャラを演じながらも実は年齢的にお姉さんだったりと、見た目と中身のギャップがある子ばかり。
しかしそのギャップがちょっぴりスパイスになっていて、個性的すぎて感情移入しづらいということはなく、人間味があって親近感の持てるキャラが多かったです。
きらら系では珍しい男も出てくる!
女の子たちの日常を描くことに定評がある「まんがタイムきらら」系の作品ではありますが、「ブレンド・S」では珍しくメインキャラクターに男性も含まれています。
男キャラとか画面に入ってくるだけで許せん!!!!!といった過激派諸君も居るでしょうが、個人的には全然アリな方なので特に気になりませんでした。
男性キャラたちが登場することでギスギスした雰囲気になるといったことはなく、やさしくふんわりとした雰囲気のまま物語は進行されます。
なので百合過激派でも無い限りは問題なくきらら世界を堪能できるハズ。
こんな人に特にオススメ
いろんなフェチズムに応えてくれる(ハズ)
ヒロインの子たちはそれぞれいろんな個性もとい「属性」を持ってます。
「ドS」「ツンデレ」「妹」「お姉さん」…などなど様々。
好みの属性目当てで見ても良いですし、新たな属性に目覚めるなんてこともある…かも?
日常系寄りのラブコメが見たい
男性も登場するので一応ラブコメといってもいいですが、あんまり恋愛には寄らずコメディーまたは日常系の要素が強いです。
作品全体の雰囲気としては優しくて可愛てほんのりギャグといった感じで、さすが安定のきららワールドといったところ。
おわりに
きらら系らしくゆる~い日常系ではあるものの、メインキャラに男性も含まれておりライトなラブコメといった側面もあります。
でもきらら系だけあって女の子はみんな可愛く癒やされながら頭空っぽにしてサクサク見ていけます!
この作品で特徴的となるのが「ドS」な娘だったり「ツンデレ」だったりとフェチズムを感じる「属性」要素ですが、あまりクドさを感じさせずテンポよく進んでいくので、作品全体のバランスが良いと思いました。
ちょっと個性は強めかもしれませんが、人によっては思わぬ中毒性を発揮するそんな作品に仕上がってるかも!?